このままでいいのか?
最近、僕の頭にはこの言葉が付きまとっている。
会社にも仕事にも慣れ、今の生活に取り立てて不満はない。
派手さはないけれど、着実にこなせる仕事。
入社してから常に真面目にやってきたし、
年齢的に妥当な責任ある仕事も任せられている。
上司や後輩との関係だって、うまくいっているほうだ。
世間的に見ても、中堅と呼ばれるであろう会社で働いているし、
お世辞にも給料は高いわけじゃないが、まぁ子供ができたとしても、
働き続けたいといっている妻もいて、普通の生活は送れるだろう。
でも、このまままでいいのか?
この言葉は、なかなか僕の頭から離れない。
きっかけは、半年前。
高校の同窓会が開催された。
30歳を目前にした男女20名近くが集まった。
そこに出席していたほぼ全員に“落ち着いた”と言われた。
良い意味合いで言っているか、そうでないかくらいは僕にだって分かる。
全てではないが、それは圧倒的に後者だ。良い意味合いではなかった。
正直なところ、僕はみんなこんなもんだろうと思っていた。
そこそこの仕事をして、そこそこの生活を送っている。
その中にそこそこの幸せを見つけて・・・。
でも、もっとみんなは輝いて見えた。
仕事の種類とか、何をしているかとか、そういうことじゃない。
たぶん僕は、世の中に出てまだ10年も経っていないが、
多くのことをあきらめ過ぎてきたんだと思う。
僕の今の仕事である人材コーディネーターという仕事は調整力が問われる。
自分が納得いくことよりも、周囲が納得するように調整する。
大事なことだ。
だがそれは仕事の話であって、僕自身の人生の選択とは別問題だ。
なんとなく内定をもらえた会社で、何が自分の喜びで、
何がやりがいかも分からないまま、周りの状況に合わせて生きていく。
人生の選択ってこういうものなのか?
他人や周囲に合わせていくことなのか?
そういう生き方は、仕方が無いからと他人や周りのせいにはできるけど、
結局、自分の人生にしっかり向き合っていると言えるんだろうか。
一度、そういう風に思い始めたら、この考えはなかなか拭えるものではない。
あと半年で30歳の誕生日を迎える。
今度こそ、自分は何に喜びを感じて、何にやりがいを感じるのか?
どんな事がしたくて、どんな人生を歩みたいのか?
30歳の誕生日までに、本当の意味で
自分の人生の選択をしようと思う。
そんなことを考えて決意新たに転職先を探し始めたものの、
始めての転職活動は結構ハードルも高い。
今の会社に隠れて活動するわけだし、
安定した生活を捨てて違う仕事を始めるのは、かなりのチャレンジだ。
(だからこそ「落ち着いた」とか言われるのかも・・・)
でも、今選考を進めてもらっている1社だけは、ちょっと安心できる。
サイフォという不動産関連の会社。
全く別の畑だけど、教育体制がきっちりしているように感じた。
なぜならば、社長自ら研修してくれるらしいから。
社長の熱いビジョンを聞きながら、学んでいく。
そのビジョンも「きっとできる」と思えるし、
きっとこれから大きくなるようにも感じた。
自分がどこまで活躍できるかはわからない。
でも、少なくとも“落ち着いて”はいられない雰囲気だった。
きっと次の同窓会は面白くなる。
まだ最終面接も迎えずに、ワクワクしている自分がいた。
年金対策や将来についてのライフプランニングのご相談を受けた上で、
管理物件の入居促進を考え、提案する農耕型営業(基本的に社外よりも社内にいる)です。
具体的には、管理物件のオーナー様に対して入居条件の見直しや広告掲載のご提案をします。
また、賃貸仲介業をされている会社に対して入居の受付調整、
貸し主/借り主/賃貸仲介業者のコーディネートをしていきます。
その他、管理業務が始まってからのクレーム対応や、メンテナンスの調整なども時にはあります。
賃貸管理営業ですが、貸し主/借り主/賃貸仲介業者のそれぞれの立場を考慮しつつ、
管理物件の入居者促進を図っていく業務になりますので、飛び込みや電話営業はありません。
営業方法としては、弊社の管理物件を貸し主/借り主/賃貸仲介業者に魅力的にアピールしていくことです。
具体的には、貸し主の物件のウィークポイントを見つけ出し、改善点を提案することです。
改善案の承諾を頂いたら、条件を借り主や賃貸仲介業者に広く告知していくことです。
あなたの評価は、入居率の向上やオーナー様への提案力です。
入社半年くらいで一定の業務をこなせるようになりますが、
非常に奥の深い業務になりますので、2〜3年続けて頂く事により、
あなたの力で管理物件を通して入居率のアップや、弊社の業務向上に大きく貢献できる仕事です。