イル・ヴァローレ薬院T: 完成済み建築日記
物件名: イル・ヴァローレ薬院T 
完成時期: 平成19年1月下旬 構造規模: 鉄骨造5階建て
総戸数: 1Kロフト付き16戸+テナント1戸+駐車場3台

平成19年1月下旬   
イル・ヴァローレ薬院Tが竣工しました。
進捗率
100%
入居率 満室!
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 


平成18年12月初旬   
外部仮設足場を撤去中です。
進捗率
85%
入居率 募集中
12%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 


平成18年11月初旬  
躯体コンクリート工事が完了しました。
進捗率
65%
入居率 募集中
12%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 


平成18年10月中旬   
進捗率
40%
入居率 募集中
0%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 

ヴァローレ薬院Tは、現在『お祭り』です!!
  実は、工事現場で言う『お祭り』とはコンクリート打設日のことを指すのですが、現在のヴァローレ薬院Tは毎月1回『お祭り』を開催しています。
 
今回はその、お祭り日の由来をお話します。

  5階建ての鉄筋コンクリートの建築を行う場合、コンクリート打設(セメントを流し込む作業)はコンクリートを乾燥させる期間を考慮し約1ヶ月置きに@基礎A1階B2階C3階D4階E5階の合計6回行います。

  祭りは、やり直しがきかない一発勝負で、雨が降ったり、段取りが悪かったりして延期するなどはあってはならないことで、現場監督は祭りの日が決まると週間天気予報の移り変わりに一喜一憂しつつ、当日までの所定の作業を確実に消化できるよう躍起になります。

  もし、祭りの当日が曇りのち雨で降水確率50%などの微妙な予報の場合なんとなくお腹が痛くなってしまいます。

  祭りの当日は緊張感と高揚感の中、やぐら付きの舞台(建物)の周りをはちまき姿の(ヘルメット)いなせな職人が取り囲み、また時には、やぐらによじ登り、その周りを取り囲む 山車 (生コン車)のにぎやかな行列と マトイ (コンクリート圧送ポンプ車)に掛け声を掛けながら指示を出していきます。

  まさにその光景は現場職人達にとって『祭り』そのものです。

  飛び入り参加は無理ですが、その様子を見たければ通常、どの現場にも「今週の予定表」の看板が掲示されていますので、日にちを確認できれば、いつでも見学はOKです!

  『祭り』の後は満足感と充実感でいっぱいですが、さすがに毎月あるとなると取り仕切る監督は“ゲっそり”です。

山車・・・神社の祭礼のときに引く、種々の飾り物をつけた屋台
マトイ・・・江戸時代以降、火消しが各組のしるしとして用いた馬印 ( うまじるし ) の一
コンクリート圧送ポンプ車・・・生コン車からコンクリートを建物に流し込む為のポンプ車

平成18年8月下旬  
進捗率
25%
入居率 募集前
0%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 イル・ヴァローレ薬院Tは先日1階部分のコンクリート打設が終わり、現在は2階部分の鉄筋工事を行っています。
 
 
今回の物件は5階建ての建物で高さが20メートルあることから現場には建設資材を運搬するスパンエレベーターが設置されました。
 
建物が高層になる場合、建築資材の運搬を効率良く行う為に一般的に外部足場を利用した写真のような幅の広いスパンエレベーターや建物に隣接してタワークレーンを使用します。
 
スパンエレベーターは職人や資材の運搬が主な利用方法ですが、現場が休工の際は1階に停めておく事により部外者の侵入を防ぐバリケードの役目も果たしてくれます。

 RCの建物の上棟は鉄骨建築や木造建築のように数日では終わらず、1階部分からコンクリートを充分に乾かしつつ1フロアの施工に1ヶ月程度を目安にして時間を掛けて行われますので街中で見かけても工事の初期段階に最終的な建物の高さを把握することは難しいかもしれません。
 
けれども、スパンエレベーターを工事現場で見つける事さえできれば、今後は「高層ビルになるな。」といち早く見分ける事が可能になりますね!
 
でも、ごく稀に“やわ”もしくは“ブルジョワ”な工務店が施工している場合は低層階で工事が終わってしまう場合もありますのでその辺はご注意ください!!


平成18年7月下旬  
進捗率
15%
入居率 募集前
0%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 イル・ヴァローレ薬院Tは基礎工事が終了し、現在は1階部分の鉄筋工事を行っています。
毎日大量の鉄筋が現場に運ばれ配筋されています。
配筋をすると同時に仮設足場を組み立て、1階部分終了後、型枠工事に入ります。1日の作業時間は限られていますので同時工程には細心の注意を払います。
配筋された鉄筋の周りにコンクリートを成型する型枠を組み立てます。型枠工事の後は鉄筋の配筋検査を行います。
検査に合格した後、型枠にコンクリートを打設します。
乾燥養生期間を経て工程は次の階に進みます。

 これらの工程を1フロア毎に繰り返してRC造の構造体は建築されます。
私達は多角的に建物の構造を頭にたたきこんでおくことが仕事の一つでもあります。

平成18年6月下旬   
進捗率
10%
入居率 募集前
0%
総戸数  住居16戸/店鋪1戸/駐車場3台

 イル・ヴァローレ薬院Tは現在基礎工事中です。

 この建物はRC(鉄筋コンクリート)造です。RCとは、鋼材を組み合わせ、周りにコンクリートを打ち込んで固めたものですが、圧力にも引っ張りにも強く、建造物の耐久、耐震性を高めます。

 RCの主要構造は、建物における柱・梁(はり)等、鉄筋コンクリートを組み合わせたものです。皆さんご存知のように、コンクリートは非常に乾きにくく、乾燥養生が三週間から四週間必要です。工事期間も長く、これから奮闘していきます。

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