今年は異常気象のせいか工事期間中の台風多発によって工事の遅れなどあったイル・グラッツィア大橋も、遂に竣工を迎えることができ、お部屋も満室になりました。 今回は新企画物件で特に外観や共用部分、キッチン等が今までにないオシャレな雰囲気を出しながらもコンサバティブスタイルを調和した仕上げになりました。
今回はサイフォが提案する空間作りについて御紹介致します。 入居者の多くが満足感を感じて頂ける様に毎日の生活において使い勝手の良さを追求しています。 例えば今回掲載している写真は脱衣所と洗面台付近です。昼間は、照明なしでは暗い室内になってしまうところを、窓をつけることにより自然光が差し込み、風通しも良く、使い勝手がいい明るい環境を演出しています。 サイフォでは物件の地域性、周辺の環境に応じて快適な生活が送れる様な空間作りを目指してます。今回も竣工を前に満室となり11部屋中、9部屋が女性です。 住まいにこだわりの多い女性入居者をターゲットにしている私共としましては、女性入居者が多い事は嬉しい限りです。次回は竣工状況を報告します。
今回は居室内床について解説します。掲載写真は室内のフローリング工事に入る前の施工状況です。集合住宅は、どうしても隣や上階の入居者の足音が気になって仕方ないものです。サイフォの鉄骨造住宅はコンクリート130mmに防振脚というプラスチック製でゴム底の束を使用しパーティクルボード20mmを敷き、その上にフローリング貼りをします。 この施工方法を採用する事で、隣や上階の足音などを押さえています。また遮音性能だけでなく、歩行時の足に掛かる負担を軽減する効果もありますので、各入居者にとって住み心地良く感じてもらえる設計になっています。次回はいよいよ施工状況を報告致します。
前回予告しておりました内部状況を変更して、今回は施工中での問題点を取り上げてみます。当初心配していましたが、やはり工事を進めるにあたって、お隣の物件の外部階段途中の踊り場と同じ高さになっていました。これではお隣の階段からバルコニーに容易に飛び移れてしまいます。 女性入居者が多い弊社物件は、日頃から防犯には気を付けています。弊社物件は室内天井を高くする為に一般のアパート・マンションより階高が1.3倍ほど高く設定しておりますので、通常では問題ない所で課題が出たりする事もことも、しばしばです。過去の物件データを参考にして十分な検討を行った結果、対策として通気性・採光性を維持できる「飛び移り防止柵」を取り付ける事に決定しました。どの物件にも色々な特色があり、思わぬ状況に驚く事もあるのですが、この様な出来事を常に今後の経験として生かしていく為に、物件データとして蓄積し、解決していっております。次回は内装状況を報告する予定です。
外壁にALC版(軽量気泡コンクリート版)の施工がほぼ終わりました。屋根工事もほぼ終わりに近づき、外部は仕上げ工程へと進みます。内部はいよいよ内装工事に入って行きます。今度の更新には、内部の画像を掲載できると思います。
今後、屋根工事・外壁工事(ALC版)に入っていき、建物の外形が分かるようになります。現在の工程では、鉄骨総重量約40トンのボリュームを実感することができます。8月から9月にかけ台風が連続して九州に上陸したため、若干工事に遅れがでましたが、強風による影響はありませんでした。
外部は足場と養生シートで囲われ、各階のフロアデッキ上に土間コンクリート打設が終わっています。この上にさらに床組(2重床)をし、遮音性を高めます。各階にロフトが有ることもあり階高が高く、画像のようにお隣の建物(同じく4階建て)の屋上が、当社物件4階より見下ろすことができます。現地を御見学できますので御覧になりませんか。
棟上が終わり、骨格がわかるようになりました。屋根の鉄骨のR(曲線)が、個性的に感じます。
地盤改良が終わり、建物を支えるための基礎工事です。鉄筋を配筋し型枠で囲み、コンクリートを打設します。画像は地中梁部分になります。養生期間を経て型枠撤去し、次工程の鉄骨工事に入っていきます。
以前は駐車場だったのですが、解体工事も終わり基礎の工事に取り掛かります。画像は、地盤状態の調査をしているところです。建物を建てる上でこの作業はとても重要です。これからいよいよ建物本体の工事に入っていきます。